足摺黄金糖

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足摺黄金糖

生産地
土佐清水市大岐の浜

四国最南端に位置する土佐清水市
空港も鉄道も高速道路もなく、
高知竜馬空港から車で2時間半ほど要し
海・山・川が自然そのままに残っています。

日本で最初に黒潮が接岸する影響から、
年間の平均気温が19度と温暖多湿で、
土佐清水市のほぼ全域が
足摺宇和海国立公園に含まれており
農林水産業、観光業を主とし、自然と共に
暮らしています。

その中でも、土佐清水市大岐の浜は
真っ白な砂浜が1.6kmにもおよび、白い砂と
緑の林が残る日本でも数少ない、
自然のままの砂浜です。
高知いいもの市場.ashizuri.net

大岐の浜の集落で昔から作られてきたのが
砂地と温暖な気候によって育てられた
サトウキビ。

そのさとうきびから、昔ながらの製法に
こだわって作られる希少な黄金色の黒砂糖が
「足摺黄金糖」です。

黒糖作りは、さとうきびの収穫が終わった
12月はじめごろに行います。
高知いいもの市場ー足摺黄金糖

燃料はもちろん、薪を使い、化石燃料に
はたよりらず、昔ながらの製法に
こだわっています。
高知いいもの市場ー足摺黄金糖

サトウキビを圧搾し、サトウキビ汁から
1番釜で煮沸と同時にサトウキビの繊維や
不純物が取り除かれます。
そして、2番釜から3番釜へと煮沸を
すすめ不純物をとりのぞき、糖液から
ゆっくりとペースト状に変化させていきます。
高知いいもの市場ー足摺黄金糖

2番釜

3番釜
ここから「ボカ」が色、粘性が
変わっていきます。
先人からの知恵を受け継いだ大岐のみなさんが
微妙な温度や、色、粘性を見分けて混ぜていきます。

※「ボカ」とは、黒糖になる前の状態
黒糖蜜をボカと呼んでいます。釜の中で、
糖度があがるにつれ、
泡が大きくなってボカ♪　ボカ♪と
音をたてるので、ボカと呼ぶように
なったそうです。

早朝からつくり始めて
陽も高くなりはじめたころに
やっと成型するところまできました。
高知いいもの市場ー足摺黄金糖